会社設立のお知らせ

2017年6月、ファームサポーターズ株式会社を設立いたしました。

ファームサポートシステム

作り続けることをサポートします

ファームサポートシステム(Farm Support System: FSS)を作っているファームサポーターズ株式会社の設立者は現役の農業者。農業での数々の失敗からデータ蓄積の必要性を感じるようになりました。

「どうして失敗したか検証しようにも、振り返ることのできるデータがない・・・」

一般的に、後継者がいる一年一作の農家では自分の農業ができるのは20~25回程度。失敗を極力少なくすることが肝心です。そのためには、過去のデータを検証し同じ失敗をしない事。

圃場毎の収支や生産性を把握し、良し悪しを判断。良い圃場のバランスや作業タイミングに他の圃場を合わせて行くことが、農業の最適化、そして持続的な農業の確立につながります。

データの蓄積・分析によりカイゼンやノウハウ蓄積が進み、次世代への継承も容易になり、安定した生産が可能になります。

そういったデータの蓄積・分析、そしてカイゼンのサポートをさせていただくのがファームサポーターズ株式会社です。

 

ファームサポートシステムは農業の改善・最適化を通してノウハウを蓄積し、最終的には作り続けることの出来る農業を目指す農業者の農業と、ともにあるシステムです。

具体的には圃場毎の収支及び生産性のデータを蓄積、分析することで持続的且つ安定的な農業を可能にすることを目的としています。

スマートフォン、IoTデバイス、フィールドサーバー等を使用しクラウド上のデータベースに収支の要素や生産性にかかわる要素となるデータを蓄積します。得られたデータを基に営農の改善、生産における最適な作業タイミング、最適な土壌バランス等を計ることで持続的且つ安定的な農業を確立します。

 

ファームサポートシステムの6つの小システム

ファームサポートシステムは以下の6つの小システムから構成されます。

  1. 作業管理
  2. 勤退管理
  3. 生産在庫管理
  4. Map
  5. 環境
  6. 分析帳票

 

1.作業管理

日々の作業内容を蓄積するシステムです。

スマホでの簡単入力を第一に考え、誰がどこで何時にどんな作業をしたか。その際に使用した機材は、投入した資材は何か等を作業現場で直接入力します。

このデータの積み重ねにより、圃場毎のコストや単位当たりの作業効率などを見ることができるようになります。実績を振り返り「差」の原因を突き止め、それによりカイゼンを進めます。

2.勤退管理

勤退を管理するシステムです。

従業員等の勤退管理でお困りではありませんか?

タイムカードを使っているが時間の手入力が面倒。実際には何時間働いているんだろう。

人員、時間のデータは瞬時にクラウドのデータベースに蓄積され、ネットを使用できる環境であれば、いつでもどこでも出勤状態を確認できます。

また、作業管理システムとリンクさせることにより、作業をしているか作業をしていないかという状態も確認できます。

3.生産在庫管理

生産物や製品在庫、資材在庫を管理するシステムです。

例えばA圃場で収穫された大根の量であったり、箱詰めされた大根の製品数を記録します。

また、肥料、種子や農薬といった生産資材の入出庫も担います。

生産資材は作業管理システムや製品数と連動し、使用したものは自動的に在庫リストから控除されます。

さらには箱詰め用の段ボールなど、納期に時間のかかるものはあらかじめ最低数量を設定し、アラートを表示する機能も検討中です。

 

4.Map

地図情報にレイヤー処理をしたり必要な情報を表示するシステムです。

視覚から得られる情報は分かりやすく、直感的に判断しやすい利点があります。

現在、マッピング、履歴、作業の動線、検索機能など色々な機能を、見やすく使いやすくを基本に検討中です。

 

5.環境

気象状況や土壌状態を蓄積するシステムです。

フィールドサーバーを用いて気象データや地温、土壌水分値等を自動収集。

また、自動収集には至っていませんが、土壌診断結果も入れ込み、作物が育つ環境をトータルでデータベース化します。

収集したデータは作業管理システムや生産量などと合わせて分析することで作物の成長に最適な環境やタイミングを計ります。

 

6.分析帳票

取得したデータの集計や分析、必要な帳票を発行するシステムです。

まず何より農業は商品である農産物を穫らなければなりません。その上で持続的な生産をするためには様々な角度から生産をすること自体を検証し続けることが必要です。

コスト分析では会計とつながりをもたせて圃場間の差を確認したり、例えば、工業では当たり前になっているカイゼンのノウハウを用い、各作物・各圃場毎の単位面積当たりの作業時間を比較し、どうして時間がかかったかを振り返り原因を突き止めます。

その原因をカイゼンすることひとつひとつの積み重ねこそが、農業生産の最適化につながると考えます。いわゆるPDCAサイクルを回すための手法としてこのシステムがあります。

また、気象や土壌状態等の要因も分析に加えることによって最適な作業タイミングを導きます。

近年、トレーサビリティやポジティブリスト制度によってエビデンスが求められます。

必要なデータを簡単アウトプットし、提出フォーマットに合わせることも可能です。

さらに、請求書・納品書・在庫表等の帳票も担うシステムになっています。

現時点で構築中ですが、営農の一助になればと思っています。

 

ファームサポートシステムに関するお問い合わせはこちらから

 

 

会社設立のお知らせ

2017年6月、ファームサポーターズ株式会社を設立いたしました。